6月26日(水)に
大井競馬場、ダート2000mで行われる
帝王賞。ここに
キングズソードと
セラフィックコールの2頭出しを予定している
寺島良厩舎だが、今朝20日はその2頭がレースに向けた追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した直後のCW。2コーナーから入場する、厩舎のいつもの
スタイルで併せ馬。
キングズソードが先行して、これを5馬身ほど後ろから
セラフィックコールが追走した。
6F標識を通過したところから、
セラフィックコールが1Fごとに差を詰めていく形で4コーナーでは外を回って、すでに前に追いつくような位置まで迫ってくる。最後の直線に向いてからも手応えは楽で、一杯に追う
キングズソードとの手応えの差は歴然としていた。
ゴールでは同入。時計は
セラフィックコールで6F82.9-5F68.1-4F52.9-3F37.4-2F23.1-1F11.5秒。3F時計は
キングズソードもほぼ同じだったが、前記したように手応えが楽だったのは
セラフィックコール。ある程度速い時計を消化した方がレースで結果が出ているタイプでもあり、前走
川崎記念での敗戦からしっかり巻き返してきそうな雰囲気は感じる。
(取材・文:井内利彰)