クラシック戦線で敗れた馬や間に合わなかった馬が、秋以降の飛躍を目指し集結するハンデ戦。13年から福島開幕週に行われており、それ以前と比べるとスピードやキレ味が要求されるようになっている。
1.4角で好位置をとれる馬が有利
前走の4角順位を見ると、過去10回で1番手が[3-4-2-15]で複勝率37.5%、単勝回収率131%、複勝回収率135%と妙味十分。逃げ又は早目に動いて4角で先頭に立てるようなタイプが有利だ。
2.距離短縮組が有利
過去10回で、今回距離延長となる馬は[1-2-4-33]。昨年は
エルトンバローズがこのパターンで勝ったが、それ以外は勝ち切れていない。対して、距離短縮組は[6-6-5-41]で複勝率は29.3%、複勝回収率も115%と妙味十分。
3.前走0.3〜0.5秒負けに妙味あり
過去10回で、前走の着差が勝ち馬と0.3〜0.5秒の馬は[3-1-1-14]で勝率15.8%、単勝回収率113%の妙味十分。穴をあけるのはこのタイプだろう。
ヤマニンアドホックは前走の
山藤賞で初めて逃げて逃げ切り勝ち。破った相手も
ショーマンフリートだから、少頭数とは言え悪くない。今回が距離短縮で、前に行きたい馬が多いここはスタミナが生きてきそう。連勝も十分。