再度の大敗は許されない。昨年の牝馬三冠を制した
リバティアイランドの半弟となる
ダノンモンブラン(牡3、栗東・
中内田充正厩舎)が、土曜小倉4Rの3歳未勝利(芝1800m)で初勝利を狙う。
ダノンモンブランは父
ロードカナロア、
母ヤンキーローズ、母の父
All Americanの血統。母は豪G1を2勝した名牝。そして半姉の
リバティアイランドは一昨年の阪神JF、昨年の
桜花賞、
オークス、
秋華賞の覇者。21年のセレクトセール当歳で3億7000万円(税抜)で取引されて、姉と同じ中内田厩舎に所属している。
今年3月の未勝利(阪神芝1600m)でデビュー。既走馬にまじって2番人気に支持されたが、中団から伸びを欠いて1.1秒差の9着に終わった。そこから約4カ月経っての2戦目で、大きな変わり身を見せられるか。鞍上は引き続き
川田将雅騎手。未勝利の終了が近付いているだけに「メドを立てる」だけでは物足りない。何としても結果が欲しい一戦となる。