12日、荒尾競馬場で行われた9R・有明賞(アラ系A、ダート1500m、1着賞金25万円)は、杉村一樹騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.1倍)
モナクカバキチ(牡9、荒尾・幣旗吉昭厩舎)がスタートから先手をとると、直線では後続を突き放し、2番人気
キングダイオーに8馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分37秒5(良)。
勝った
モナクカバキチは、
父ホマレブルショワ、
母フジミネエリカ(
その父アリラバット)という血統のアラブ馬。01年10月に福山でデビューし、これまでに佐賀、金沢、愛知などを経て、02年銀杯(福山)、04年黒百合賞(金沢)、05年名古屋杯(名古屋)の重賞3勝。昨夏に現厩舎へ移籍し、移籍後はこれで14戦9勝、2着3回と安定した成績を残している。通算成績114戦46勝(重賞3勝)。
モナクカバキチはこの勝利でデビュー以来の勝利数を46とし、
ニホンカイキャロル(引退)に並び、
エスケープハッチ(牡8、高知・
田中譲二厩舎)の50勝に次ぐ歴代2位タイに浮上した。歴代勝利数ベスト5は以下の通り。
◆
地方競馬・歴代勝利数ベスト5
50勝
エスケープハッチ(アラ、牡、高知)
46勝
ニホンカイキャロル(アラ、牝、益田・福山)引退
46勝
モナクカバキチ(アラ、牡、荒尾)
44勝
バリモスマンナ(アラ、牡、益田・福山・高知)引退
43勝
ブライアンズロマン(サラ、牡、栃木)引退