“大井の帝王”
的場文男騎手(67)=大井・フリー=が8日の大井競馬で復帰を果たした。2月13日に痛めていた左膝の腫れが悪化して騎乗を取りやめ、その後は左ひざ靱帯(じんたい)損傷のため休養を余儀なくされていた。
復帰戦は3R。11番人気の
ブラウンリバティを中団で追走すると、直線では「的場ダンス」と呼ばれる同騎手特有のアクションで鼓舞して3着に押し上げた。
久々の騎乗を終えると「トレーニングはしてきたけど、久々で息切れしたね。靱帯を損傷したのは初めてだったからゲートを出す時に(負担のかかる部位で)不安だったが大丈夫だった。追い出してからはいつも通り」と汗をタップリとかきながら振り返った。
提供:デイリースポーツ