函館11Rの第60回
函館記念(3歳以上GIII・芝2000m)は3番人気
ホウオウビスケッツ(
岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分59秒2(良)。3馬身1/2差の2着に4番人気
グランディア、さらに3/4馬身差の3着に14番人気
アウスヴァールが入った。
ホウオウビスケッツは美浦・
奥村武厩舎の4歳牡馬で、父
マインドユアビスケッツ、
母ホウオウサブリナ(母の父
ルーラーシップ)。通算成績は10戦4勝。
レース後のコメント
1着
ホウオウビスケッツ(
岩田康誠騎手)
「前回は賞金加算のために勝たなければいけない、取りこぼせないレースでした。今回は行く馬が1頭いるのはわかっていましたし、その後ろでと決めていました。
気のいい馬でなんとかなだめて、2コーナー過ぎに落ち着いてくれました。最終日ですが馬場が良く走りやすい馬場で、後続に脚を使わせることができたのがよかったです。
デビュー当初に2連勝し、
皐月賞や
日本ダービーでも走っていて、いい馬だと思っていましたし、もっと大きな舞台に行ける馬だと思っていました。騎乗依頼をいただいて感謝しかありません」
2着
グランディア(
三浦皇成騎手)
「コーナー4つの右回りは合っています。距離の壁は感じなかったですし、2000mの重賞で結果が出たというのは今後に向けて大きいです。落ち着きすぎているくらい落ち着いていた、というのは成長分でしょう。これから重賞戦線で活躍してくれると思います」
3着
アウスヴァール(
古川吉洋騎手)
「単騎で行けたのが良かったですね。具合も良かったです」
4着
サヴォーナ(
池添謙一騎手)
「もう少し真ん中から外の枠、動きたい時に動ける枠が欲しかったです。ゲートもこの馬なりに出ていますが、道中包まれる形になりました。3・4コーナー中間で外へ出せたのですが、前とは距離がありました。勝った馬にレースをコントロールされてしまいました。終いは長く良い脚を使ってくれています」
5着
プラチナトレジャー(
永野猛蔵騎手)
「状態は結構良いと思っていました。スタートして思ったほど進んでいかず、内ラチ狙いに切り替えました。みんな内ラチ沿いをあけていましたし、4コーナーから直線まで内ラチ沿いにこだわりました。馬場を苦にせず、終いもしっかり脚を使っていましたし、力はあります」
6着
チャックネイト(
佐々木大輔騎手)
「マークする相手を間違えました。13番(
デビットバローズ)が早めに下がってきて、行けませんでした。状態は良かったですし、もう1列前に入っていれば結果は違ったかもしれません。申し訳ないです」
ラジオNIKKEI