暑熱対策で初の“2部制”開催初日となった27日、新潟競馬場では約3時間半の“お昼休み”を使って様々なイ
ベントが催された。
12時からは「パドックウォーク」と題し、普段は足を踏み入れることができないパドックをファンに開放。直前の雨の影響で蒸し暑さが増すなか、開放に合わせてファンが長い列を作り、1830人が貴重な体験を楽しんだ。
暑熱対策についてファンの反応はさまざま。東京から初めて新潟競馬場を訪れたという親子連れは「一日中長く遊べるのでお昼休みは大歓迎です。パドックウォークも楽しめますし、ご飯もゆっくり食べられますから」と普段行っている東京競馬場との違いを満喫した様子。
一方、東京から訪れた女性は長い“昼休み”に困惑した様子で「一度(新潟駅の方に)帰ってからまた来ようか考え中です。熱中症は心配ですけど困りますね」と思案顔。その他、ご当地アイスとして有名な「もも太郎」を1万人に無料で配布したほか、特設ステージでは音楽ライブが行われた。
10時の時点の入場人員は5060人。この日はフリーパスの日で入場料が無料ということもあってか、昨年の開幕日の3038人を約2000人上回った。
スポーツ報知