真夏の新潟で良血が開花するか。ノースヒルズの名牝系出身の
ノットイナフ(牡3、栗東・
浜田多実雄厩舎)が、
レパードステークス(3歳・GIII・ダ1800m)で重賞初制覇を狙う。
ノットイナフは
父マジェスティックウォリアー、
母クライミングローズ、母の
父マンハッタンカフェの血統。母は
JRAで2勝。祖母の
ファレノプシスは98年の
桜花賞と
秋華賞、00年の
エリザベス女王杯の覇者。その半弟の
キズナは13年の
日本ダービー馬で、種牡馬としても大活躍している。まさにノースヒルズ軍団を代表する名牝系の出身だ。
ここまで8戦2勝。オープン昇級後は
伏竜Sが7着、
ユニコーンSが8着、鳳雛Sが7着と苦戦が続いているが、展開次第で前進可能だろう。時計がかかり、かつ前崩れになれば…。長く脚を使っての上位進出を期待したい。