3日、新潟競馬場5Rで行われた3歳未勝利(3歳・未勝利・芝2000m)は、好位追走から直線の追い比べを制した藤懸貴志騎手騎乗の13番人気サダムオプシス(牡3、栗東・平田修厩舎)が、最後に外から並んできた7番人気ブラックルチル(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒8(良)。

　さらにクビ差の3着に1番人気ロストシークレット(牡3、栗東・中内田充正厩舎)が入った。なお、2番人気グランセイント(牡3、栗東・千田輝彦厩舎)は13着に、3番人気ヤマニンアルリフラ(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)は11着に終わった。

　勝ったサダムオプシスは、父ルーラーシップ、母カレンオプシス、その父サムライハートという血統。おじに2019年のジャパンCなどを制したスワーヴリチャードがおり、また父母・母父母がエアグルーヴなので「2×3」の強力なクロスを持つ。6月のデビュー戦では11着に終わり、今回は単勝103.6倍の13番人気だったが、その低評価を見事覆した。

【勝ち馬プロフィール】
◆サダムオプシス(牡3)
騎手:藤懸貴志
厩舎:栗東・平田修
父:ルーラーシップ
母:カレンオプシス
母の父:サムライハート
馬主:大西美生子
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着　サダムオプシス　13人気
2着　ブラックルチル　7人気
3着　ロストシークレット　1人気
4着　エコテーラー　4人気
5着　メイショウカイコン　10人気
6着　ホウオウセイメイ　8人気
7着　アリストロシュ　17人気
8着　エンピリカルルール　16人気
9着　ウインリベラーレ　9人気
10着　アオイラン　5人気
11着　ヤマニンアルリフラ　3人気
12着　レギウス　14人気
13着　グランセイント　2人気
14着　レッドハルバード　15人気
15着　ヴォードノエル　6人気
16着　ミラクルアース　11人気
17着　カシノエタンセル　18人気
18着　フランブルー　12人気