米子Sを制した
トゥードジボン(牡5、栗東・
四位洋文厩舎)がサマーマイル王者の座を目指し、
関屋記念(3歳上・GIII・芝1600m)に参戦する。
トゥードジボンは父
イスラボニータ、
母コッパ、母の父
Yesbyjimminyの血統。母は16年の米G3
ヴィクトリーライドSの勝ち馬。伯父の
トロピックストーム(
Tropic Storm)は08年の米G1トリプルベンドHで3着だった。
ここまで17戦5勝。昨秋に2勝クラスの
宝ケ池特別、3勝クラスの
清水Sと連勝してオープン入り。続く
京都金杯でも3着に踏ん張り、重賞でも通用することを示した。その後は3戦連続で2桁着順に終わったが、前走の
米子Sを鮮やかに逃げ切り。自分のペースで運べれば渋太いことは間違いなく、再度の重賞挑戦となる今回も展開がカギとなるだろう。
現在、サマーマイルシリーズでは8ポイントを獲得し、
アルナシームに次ぐ2位につけている。ここで初タイトル獲得となれば、シリーズ制覇に大きく前進することは間違いなし。もちろん、秋の大舞台に向かうためにも、結果が欲しい一戦となる。