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武豊が凱旋門賞で騎乗オファーを受けたアイルランド調教馬が独G1ベルリン大賞を快勝

スポニチ
  • 2024年08月11日(日) 23時10分
 中央競馬のレジェンド騎手・武豊が、今年の凱旋門賞で騎乗オファーを受けた馬が、ドイツでG1制覇を飾った。

 ドイツ競馬の夏のメインイベントであるG1「ベルリン大賞」が11日(日本時間同日夜)、ベルリン近郊のホッペガルテン競馬場(芝2400メートル、7頭立て)で行われた。

 ダービー馬ドウデュースなどの馬主で知られるキーファーズ・松島正昭代表が共同所有するアイルランド馬アルリファー(牡4=J・オブライエン、父ウートンバセット)は、ディラン・マクモナグルが騎乗し、欧州各ブックメーカーの1番人気の支持を受けてスタート。最内1番ゲートから好位イン3番手を確保。折り合いに専念しながら最終コーナーをクリア。直線入り口で先行2頭の間を割るように先頭に立つと、あとは独走。後続を寄せつけず5馬身差で楽勝した。

 同馬は今後、フランスG1凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン)で、武豊とコンビを組むことが、11日夕方にオーナーサイドから発表されたばかり。武豊は「ぜひ勝ってほしい」とエールを送っていたが、きっちりと結果を残し朗報が届いた形。本番までもう1戦挟むか、直行かは未定だが、いずれにせよ楽しみなパートナーを得て、悲願のタイトル制覇に挑むことになった。

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