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プログノーシス(14日・紺谷)
日曜札幌11R・
札幌記念(芝2000m)に登録している
プログノーシス(牡6歳、栗東・中内田)が函館芝でしまい重点に追い切られ、素軽さ十分のフットワークを披露した。栗東でしっかりと乗り込まれており、馬体はすっきり。海外帰りになるが、好仕上がりの様子だ。
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フェゲフォイア(14日・城谷)
開催後半になり、徐々に札幌にも滞在馬が増え、追い切り時間は暇がないほど大忙し。なかなか凝視する時間もないが、そんななかでも抜群の切れ味で目に止まったのが
フェゲフォイア(牡4歳、栗東・岡田)だ。札幌ダートの直線で鞍上がアクションを起こすと素早く反応を示し、5F68秒9-38秒8-11秒4(一杯)と力強い伸び脚を発揮。中央再転入後の成績は14、5、8着といまひとつパッとしないが、ここ2戦は着順ほど負けておらず、今の状態の良さでひと踏ん張りが利けば馬券になっていいかもしれない。土曜札幌9R・
千歳特別(芝1500m)を予定する。
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ハーツクライアスク(14日・掛札)
ルーラーシップ産駒ながら、母
父ハーツクライの名前が馬名の由来となっている
ハーツクライアスク(牝3歳、栗東・中内田、
母ネヴァーハーツ)。この日、朝一番の栗東CWでラスト1F11秒2をマーク。ビシッと追われると上々の反応を示し、シャープに伸びた。土曜中京2R・3歳未勝利(ダート1800m)を予定。既走馬相手のデビュー戦になるが、狙ってみたい。
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クレスコサンダー(14日・堀尾)
土曜札幌6R・3歳未勝利(ダート1700m)に出走する
クレスコサンダー(牡3歳、栗東・緒方)。初連対の前走2着を「馬具の効果で集中できた」と師は回顧する。チーク着用で逃げて、これまでの甘さを払しょくする走りができた。小倉から函館を経由した前回より、今回の方が輸送のダメージも少ないだけに、鮫島駿との継続騎乗で今度こそ初Vをつかむ。
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エオナス(14日・武山)
日曜新潟4R・3歳未勝利(芝1400m)に出走する
エオナス(牝3歳、美浦・嘉藤)は初芝の前走でメンバー最速の上がりをマークして6着までに追い上げ、次につながるレースができた。「少し体が減り気味だったので放牧に出しましたが、体調はすごくいい」と師。400キロの小柄な牝馬。今回は坂のある東京からローカルコースに替わるうえに、3キロ減の石田を確保。前回以上の伸びを期待できそうだ。
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キタノエクスプレス、
ジャスティンスカイ(14日・吉田)
栗東坂路が走りやすいことあるが、ラスト1Fでシャープな切れ味を発揮する馬が多数。日曜中京11R・
CBC賞(芝1200m)に出走する各馬もパフォーマンスを見せたが、その中でも
キタノエクスプレス(牡6歳、栗東・坂口)と
ジャスティンスカイ(牡5歳、栗東・友道)は超抜の動きを披露し、状態は文句なしだ。
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アスクサヴァイバル(14日・澤田)
土曜札幌5R・2歳新馬(芝1500m)を予定している
アスクサヴァイバル(牡2歳、美浦・田島、父
シルバーステート、
母レヴリ)は420キロと小柄。今週は札幌芝で
ゴガツノアマノガワ(牡2歳、美浦・清水英、父
ガルボ、
母アドリアーネ)と併せて5F69秒4-38秒4-12秒1(G強)を記録。態勢は整ったように見えた。
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提供:デイリースポーツ