「キーンランドC・G3」(25日、札幌)
上昇一途だ。追い日の輸送を避け、火曜に追い切った
ビッグシーザー。函館Wで最後は少し気合をつけられ、軽いフットワークで6F65秒8-37秒9-12秒8をマークした。またがった甲斐助手は「もう少し遅いかなと思ったけど。前走よりもいい」と満足げに感触を語った。
1番人気に支持された前走の青函Sは6着と振るわなかったが、「中1週で硬かったし、(斤量)59キロはしんどかった」と敗因を説明。間隔をあけた今回は「硬さも取れている」と仕上げに胸を張った。
未勝利戦のレコードVからオープン3勝を含む4連勝を飾った実力馬。4歳になってからも
淀短距離Sを強い内容で勝ち、重賞初制覇まであと一歩に迫っている。仕上げ人も「3歳の頃よりもいらないこともしなくなって、しっかりとした」と成長を感じ取る。
洋芝の
函館スプリントSでは3着と惜しい競馬。「ジョッキーは“内外の差”って。力があるし、洋芝も悪くないと思う。賞金加算をしないと
スプリンターズSに行けないから」とリベンジに力を込めた。
提供:デイリースポーツ