JRAの
武藤善則調教師の長女で、
タレントの武藤彩未(28)が21日、
浦和競馬場で場内FMの
パーソナリティーを務めた。この日は南関東の2歳世代最初の重賞「第2回
ルーキーズサマーカップ・S3」が行われたが、FM NACK5特別番組「浦和競馬NACK5賞
ルーキーズサマーカップスペシャル」と題した2時間番組で競馬の魅力などを元気いっぱいに明るく伝えた。
競馬場での仕事は意外にも初めてという彩未。「念願がかないましたね。父も気合が入っていて、いろいろと(競馬の)豆知識を教えてもらいました」とうれしそう。初参戦となった
浦和競馬場の雰囲気も気に入ったようで「住宅街の中にある競馬場って珍しいですよね。でもいい雰囲気。古き良きという感じで。これから先も変わらないでほしいですね」と目を細めた。
今回は自身の予想は披露しなかったが、メイン11Rは地元・
小久保智厩舎の2頭(
ファイアトーチ、
ライトスリー)に注目。「小久保調教師が(9Rで
地方競馬通算)2000勝を達成したし、いま最も勢いもありますからね」と声を弾ませていたところ、見事
ライトスリーが1着となった。
JRAの話題としては、自らが名付け親となった
モリアーナ(牝4歳、美浦・
武藤善則厩舎、
紫苑Sなど3勝)は年内いっぱいでの引退が決定。あと2戦、
府中牝馬S(10月14日・東京)と
エリザベス女王杯(11月10日・京都)が予定されている。「残念ですけど、仕方ないですね。弟(雅)で重賞を勝ちたかったけど、ここまでよく頑張ってくれました。あと2戦、無事に走り終えてほしいですね」とエールを送っていた。
提供:デイリースポーツ