「WASJ」(24日、札幌)
初日の2戦が行われ、
クリストフ・ルメール騎手(45)=栗東・フリー=とカリス・ティータン騎手(34)=香港=が31ポイントで首位に並んだ。ティータンは第1戦の札幌10Rで5年ぶりのJRA勝利を挙げ、ルメールは第2戦の11Rで勝利。3位は30ポイントの
坂井瑠星騎手(27)=栗東・矢作。団体対抗戦は、113ポイントのJRA選抜が2ポイント差でWAS選抜をリードした。
WASJ初日は、まれに見る混戦になった。初日の2戦、10Rを勝ったティータンと11Rを勝ったルメールが、もう1つの競走ではともに10着以下で31ポイント。1位タイで発進したが、3位坂井が30ポイント、4位松山が28ポイント、5位タイのモレイラとレーンが24ポイントと、上位が小差でひしめく展開に。団体戦もわずか2ポイント差と競っている。
18年に同シリーズで優勝しているルメールは「もちろん1勝すれば優勝のチャンスがあるね。あす(25日)は1頭はチャンスあるから、もう1頭をどれだけ着順押し上げて、ポイントを取れるかだね。ボン・
コンペティション(競った好勝負)だね」と、2日目に勝負を懸ける。
ティータンは19年に3位に入って以来2度目の出場。10Rに勝ったものの、11Rで11着とポイントの上積みに失敗し、競った展開を引き出してしまった。「前回は3位と惜しい結果でしたので、今回こそは日曜日のレースも勝ち星を挙げて1位になりたいです」と、こちらも勝負の日曜に向けて気合を入れ直した。
提供:デイリースポーツ