◆シホリーン(29日・森元)

　23年1歳セレクトセールで8800万円(税抜き)で落札されたシホリーン(牝2歳、美浦・武井、父モーリス、母パンデリング)がこの日、美浦Wで6F83秒2-11秒7(強め)をマーク。直線では攻め駆けする年長馬に挟まれる形のなか、最後までしっかりと伸び切った。叔母にアーモンドアイがいる血統馬。資質はかなり高そうだ。

◆ブルーメサイア(29日・佐野)

　19年中山牝馬Sを制するなど、重賞戦線でタフに活躍したフロンテアクイーンの2番子となるブルーメサイア(牡2歳、美浦・国枝、父エピファネイア)は、身のこなしが柔らかく芝で良さそうなタイプ。この日はゲート試験を受けて無事に合格した。

◆ダノンラッセル(29日・石渡)

　ダノンラッセル(牡2歳、美浦・堀、父American Pharoah、母Snowy Winter)が入厩。この日は美浦坂路を17秒台のキャンターで駆け上がった。全体的な緩さは残っているものの、力感十分のフットワーク…今後の動向から目が離せない。

◆スルーザナイト(29日・竹村)

　半姉にスルーセブンシーズが名を連ねるスルーザナイト(牝2歳、栗東・西園翔、父リアルインパクト、母マイティースルー)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。5F過ぎからペースアップしてラストを伸ばす内容。直線は力強い脚さばきで相手をねじ伏せてみせた。初のコース追いでこれだけ動ければ上々。今後の成長が楽しみだ。

◆クラウディアイ(29日・赤木)

　先週中京で見事に白星発進を決めたクラウディアイ(牡2歳、栗東・橋口)は京都2歳S(11月23日・京都、芝2000m)を視野に入れる。「いい勝ち方をしてくれましたね。これからまだ体も成長してくるでしょうし、先が楽しみです」と師は期待十分だ。

◆モジャーリオ(29日・常木)

　先週の新潟2歳Sで11着に終わったモジャーリオ(牡2歳、美浦・斎藤誠)はヤマボウシ賞(9月28日・中京、ダート1400m)でダートに初めて挑戦する。

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提供：デイリースポーツ