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ソダシ超えも出た! 夏競馬で連発した2歳レコードホルダーを一挙紹介

  • 2024年09月02日(月) 12時15分
 2歳戦の開幕から3カ月が経った。今年も早期デビューの良血馬が続々と勝ち上がっているが、特筆すべきは2歳レコードが多くマークされたことだろう。札幌は芝1500mと芝1800mの2つ。後者は20年の札幌2歳Sソダシが記録したレコードを更新したことで話題になった。また、新潟でも芝1400mと芝1800mでレコードが生まれ、芝1600mでもタイレコードが飛び出した。そしてダートでは小倉1000mの2歳日本レコードが更新。そこで未来を嘱望される若きレコードホルダーを紹介したい。

 最初に取り上げるのは、札幌芝1500mのレコードホルダーとなったニタモノドウシ(牡2、美浦・高木登厩舎)だ。個性的な名前は、父のディーマジェスティに似ていることが由来。インパクトがあるのは馬名だけではなく、新馬→クローバー賞と2戦連続で圧巻の差し切りだった。気性面が成長すれば、重賞でも通用するだろう。

 札幌芝1800mのキングスコール(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)も将来性あり。当時の2、3着馬が既に勝ち上がっているように、レースレベルも高かった。残念ながら札幌2歳Sはソエで回避となったが、秋以降の飛躍を期待したい。新潟芝1400mの未勝利をレコード勝ちしたアーリントンロウ(牡2、栗東・松下武士厩舎)は、続く小倉2歳Sでも3着に健闘した。距離の限界はありそうだが、短距離路線で楽しみな1頭だ。また、新潟芝1600mのアルレッキーノ(牡2、美浦・国枝栄厩舎)、新潟芝1800mのエンブロイダリー(牝2、美浦・森一誠厩舎)はともにノーザンファーム生産の良血馬。時計はもちろん、勝ちっぷりも素晴らしく、年末のGIを意識できる。

 最後に小倉ダ1000mを57秒2で駆け抜けたアメリカンビキニ(牝2、栗東・斉藤崇史厩舎)も取り上げたい。アメリカンファラオ(American Pharoah)の産駒とあって気性的にアテにしづらい面はあるが、脚力は相当なもの。ダート短距離でスピード任せの競馬をすれば、上のクラスまで行けるだろう。

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