「
セントウルS・G2」(8日、中京)
快足自慢が集結するサ
マースプリントシリーズ最終戦。23年最優秀ス
プリンターに選出された
ママコチャが主役の座は譲らない。
昨年8月の
北九州記念で初めて千二に挑戦。0秒1差の2着と対応してみせると、重賞ウイナーがズラリと顔をそろえた
スプリンターズSでは
マッドクールとの激戦を鼻差制し、あっという間にトップス
プリンターの座へと上り詰めた。
前走の
高松宮記念は8着と結果は振るわなかったが、岩崎助手が「冬毛が目立っていたし、本調子じゃなかった」と口にするように、本来の力を発揮することができなかった。その後は爪を悪くして乗れない期間も長かったが、「今はもう全然問題ないです。早めに戻していたし、十分乗り込めている」と同助手。秋の始動戦に向け、気合乗りもバッチリだ。
1週前は栗東CWで単走追い。伸び伸びとしなやかなフォームで脚を伸ばすと、6F81秒1-36秒5-11秒4の好時計をマークした。「少し促したら反応もしっかりしていたし、いい動きでしたよ。仕上がってくると思います」と同助手は合格点を与える。秋本番へ向け、重要な一戦。ここでしっかり結果を出して、弾みをつけたい。
提供:デイリースポーツ