スポニチ盃「第31回
アフター5スター賞」が11日、
大井競馬場で行われた。1番人気の
エンテレケイアが逃げ切り優勝、重賞連勝となった。同馬には「第58回
東京盃」(Jpn2、10月3日、大井)への優先出走権が与えられた。
スタート直後はダッシュ鋭い
ハセノエクスプレスがハナを主張したが内枠を利した
エンテレケイアも譲らない。そこに外から
カラフルキューブも加わって3頭並んでの併せ馬状態。
それでも3コーナー手前で
エンテレケイアがスッと前に出ると後続をジリジリと引き離していった。直線残り200メートルで右ステッキ2発、残り100メートルでさらに1発繰り出すと馬場の中央を伸びてきた
マックスを1馬身1/4振り切ってゴールした。
前走に続き手綱を取った吉原は「二の脚でハナだけは主張しようと思っていたし、3コーナーで取り切ってくれた。最後まで余裕はなかったが、しぶとく粘ってくれてよかった」とホッとした表情でレースを振り返った。
次走は権利を獲った中央交流。「ここは余裕残しだったので、次は全力で仕上げる。応援してください」と小久保師。遅咲きの6歳馬が大きなタイトルに狙いを定めた。
スポニチ