「ローズS・G2」(15日、中京)
川田騎乗の2番人気の
クイーンズウォーク(牝3歳、栗東・中内田)が2月の
デイリー杯クイーンCに続く2度目の重賞制覇を果たし、
秋華賞トライアルを制した。道中は中団好位をじっくり進み、直線で一気に外を突き抜けた。2着に
チェレスタ、3着に
セキトバイーストが入り、上位3頭が
秋華賞(10月13日・京都)への優先出走権を獲得した。勝ちタイムは1分59秒9。3連単は19万6350円。単勝1・7倍の圧倒的1番人気に支持された
レガレイラは最後方から猛追したが5着に終わった。
川田は「ゲートの出次第で、彼女がどういう走りをしたいのかということを優先しながらリズム良く行くというプランでした。(
セキトバイーストが)離して逃げてはいましたが、こちらはこちらのリズムで走りながら、前を射程圏には入れつつというところでした。無事にジワッと動けました。前哨戦のつくりですので、目いっぱいの競馬はさせていませんし、これを使って状態が上がる予定での調整過程と競馬の組み立てなので、無理せず走ってきたらこういう形になりました。(ひと夏を越えて)体の芯が強くなったと思います。体幹がしっかりしてきた分、
バランス良くいい走りができるようになってきました。この後も無事に
秋華賞に向けて準備をしていけたらと思いますので、今後も楽しみにしてもらえたらと思います」と笑顔で語った。
提供:デイリースポーツ