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神戸新聞杯・G2」(22日、中京)
挫石でダービーを断念した
メイショウタバルは18日、栗東CWで単走追い。折り合い重視の馬なりで軽快に駆け、6F85秒2-37秒7-11秒8をマークして態勢を整えた。
1週前の併せ馬に続き、2週連続でまたがった浜中は「この馬なりには落ち着いて道中を走っていたし、特に問題なく調教できた」と納得の口ぶり。動きを見守った石橋師も「リフレッシュ効果が表れるように調教して、春よりも折り合いがついているので」と満足げに語った。
毎日杯を6馬身差で圧勝したが、
皐月賞では掛かって
ハイラップでレースを引っ張り、レコードを演出するなどモロさも同居する。石橋師は「折り合いだけ気を付けて。位置取りは彼に任せる」と主戦を信頼。バトンを託された浜中は「ダービー前から折り合いをつける調教を重ねてきたけど、あの時よりもフレッシュになっている分、メンタル的にも気負い過ぎずにレースに行ける。この馬なりに我慢してくれれば」と手応えをつかむ。課題を克服し、次戦に見据える
菊花賞へと突き進む。
提供:デイリースポーツ