21日、中山競馬場で行われたカンナステークス(2歳・オープン・芝1200m)は、スタート一息もダッシュ良くハナを奪い、直線で後続を突き放したC.ルメール騎手騎乗の1番人気エコロジーク(牡2、栗東・森秀行厩舎)が、4番人気モズナナスター(牝2、栗東・矢作芳人厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒2(良)。

　さらに3/4馬身差の3着に2番人気レイピア(牡2、栗東・中竹和也厩舎)が入った。なお、3番人気モジャーリオ(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)は4着に終わった。

　勝ったエコロジークは、父Twirling Candy、母Lily Pod、その父Bernsteinという血統の米国産馬。8月の新潟の新馬戦に続く無傷の2連勝を飾った。勝ちタイム1分07秒2は、2020年8月16日にフリードがマークした1分07秒5を0秒3更新する2歳日本レコード。また、中山芝1200mの2歳レコード更新は2001年12月16日のサーガノヴェル(1分07秒8)以来、23年ぶりとなった。

【勝ち馬プロフィール】
◆エコロジーク(牡2)
騎手:C.ルメール
厩舎:栗東・森秀行
父:Twirling Candy
母:Lily Pod
母の父:Bernstein
馬主:原村正紀
生産者:Caldara Farm Inc. & William R. Hilliard Jr.

【全着順】
1着　エコロジーク　1人気
2着　モズナナスター　4人気
3着　レイピア　2人気
4着　モジャーリオ　3人気
5着　ナムラトロム　6人気
6着　カパラミプ　8人気
7着　ラブアイミー　5人気
8着　スンシム　7人気