中山8Rの清秋ジャンプステークス(障害3歳以上オープン・芝3210m)は4番人気
スマイルスルー(
高田潤騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分29秒3(良)。6馬身差の2着に3番人気
オオキニ、さらに4馬身差の3着に6番人気
ナリノモンターニュが入った。
スマイルスルーは栗東・
斉藤崇史厩舎の4歳牡馬で、父
ルーラーシップ、
母スマイルシャワー(母の
父シンボリクリスエス)。通算成績は14戦3勝。
レース後のコメント
1着
スマイルスルー(
高田潤騎手)
「休み明けで仕上がりにも余裕があって、息遣いももう少しという感じでした。その一方で、馬が凄く良くなっていて、力をつけて帰ってきました。中山は初めてなので、スクーリングなどしっかりと準備をしてきましたが、思っていた以上の強さでした。ただ、返し馬での
テンションが高く、折り合いや踏み切りが不安定なところなど課題も見つかりました。凄いスピードがありますし、折り合いがついて飛越に強弱がつけられれば、もっと走ると思います。相当なポテンシャルを感じます」
2着
オオキニ(
森一馬騎手)
「昇級戦で初めてのコース、メンバーが揃っているなかでよく頑張っています。経験を積みながらいければと思います」
3着
ナリノモンターニュ(
金子光希騎手)
「息を入れさせる競馬を覚えさせてきたので、道中、スムーズに折り合えて、最後まで集中を切らすことがありませんでした。レコード決着のレースで食らいついていけたのは立派だと思います」
4着
ピーターサイト(
上野翔騎手)
「未勝利戦でポジションを取って、辛抱させる競馬をしてきました。今回、初の中山で、メンバーも強くなりましたが、小細工はしないで同じ競馬をしました。バンケットもクリアして、このメンバーにも食い下がっていました。内容は悪くないと思います。まだ成長途上ですから、これからが楽しみです」
5着
ヴァリアメンテ(
西谷誠騎手)
「元々ゲートは良くなく、今日は出た方です。真ん中の位置を取れましたが、時計が速く、前が止まりませんでした。それでも最後までずっと伸びていましたから、スタミナの豊富さは証明できたと思います」
ラジオNIKKEI