今週の中山日曜は秋のG1開幕戦「第58回
スプリンターズS」がメイン。ス
プリント界の強豪が集結した好カードになった。
主役は連覇に挑む
ママコチャだ。昨年は極限の勝負強さを見せつけて鼻差V。春の
高松宮記念(8着)は道悪に泣いたが、秋初戦の
セントウルS(2着)は57キロを背負って底力を示した。叩いた上積みに加え、1キロ減の56キロと好材料ばかり。同レースG1昇格後、史上4頭目の連覇の期待が膨らむ。
勢いではサ
マースプリント王者の
サトノレーヴ。函館ス
プリントS→
キーンランドCを完勝で重賞連覇。中山芝1200メートルは2戦2勝の得意舞台。短期免許取得予定のレーンとの継続コンビでG1奪取に挑む。
トウシンマカオは前走
セントウルSで鬼門だった左回りも克服。得意の右回りに戻って、悲願のG1制覇も十分。春の
高松宮記念優勝馬
マッドクール、昨年3着馬
ナムラクレアも上位候補。
香港からは2頭が参戦。
ビクターザウィナーは春の
高松宮記念(3着)は上位2頭に離されたが、スロー逃げで頑張った。その後2戦の完敗は気になるが、新コンビのモレイラで変わる可能性。4月
チェアマンズスプリントプライズ(3着)で
ビクターザウィナーに先着している
ムゲンが不気味な存在。
スポニチ