◇Road
to
2025
輝かしい功績を残した兄の背中を追って――。中山日曜5R(芝2000メートル)に
ウインオアシス(牡=畠山)がスタンバイ。半兄に香港G1・2勝を含む重賞7勝
ウインブライトがいる良血だ。ここまでは入念な乗り込み。「段階を踏んで一歩ずつ確かめながら(中山)最終週の二千に絞った」と畠山師。1週前追いはコンビを組む松岡を背にWコースで併せ馬。馬なりでラスト1F11秒7、僚馬と併入した。「おっとりした性格だが、前進気勢が出て状態は予定通り上がってきた」と手応えを見せる。
兄は5歳を迎えた19年にG1・2勝、重賞4勝をマーク。競馬を重ねて力強さが増す晩成血統だ。500キロを超える大型馬のオアシスも大きな可能性を秘める。指揮官は「まだ芯が入ってない中でこれだけ動けるのは血統の力。当週にもう一段階上げていければ」と力を込めた。
スポニチ