10月2日(水)に
大井競馬場(2000m)で行われる
ジャパンダートクラシック(JpnI)。出馬表、枠順の確定は9月29日(日)になるが、出走予定馬の中で注目の1頭、
ラムジェット(栗東・
佐々木晶三厩舎)が今朝25日、レースに向けた追い切りを行っている。
朝一番に開場したCWから15分ほど経った時間に
キーパフォーマーとともに入場。
キーパフォーマーが先行して、6F標識では8馬身ほど後ろから追いかける形。1Fごとに少しずつ差を詰めていき、3コーナを過ぎて、ラスト3Fの標識を迎えるあたりでは1馬身ちょっとのところまで追いついていた。
そこから最後の直線は内から並びかけていく形。楽な手応えで並んで交わしてという状況だったが、ラスト1F標識を過ぎたところで1馬身ちょっと抜け出すと相手が差を詰めていて、最後は同入でゴールとなった。
時計は6F81.2〜5F66.8〜4F51.9〜3F37.5〜2F23.6〜1F11.8秒。調教映像で確認すると最後に詰められたシーンに不満を感じる方もいるかもしれないが、ゴールを過ぎてからの手応えも決して悪くなく、個人的には何も心配ない動きだと判断している。
ちなみにこれまでのCW6F時計ベストは2024年2月7日にマークした81.0秒。ただ、この時はラスト2Fが12.4秒、12.4秒で24.8秒も要していたが、今回は11.8秒、11.8秒の23.6秒。最後の直線のラップは客観的にも当時よりしっかりしているといってよいだろう。
(取材・文:井内利彰)