栗東トレセンで25日、坂路の自動計測システムに障害が起き、調教タイムが計時されない事態に見舞われた。この日は
スプリンターズS(29日・中山)の最終追い切りを行う注目馬も多く関係者からは困惑の声が上がった。
栗東坂路は各馬がゼッケンに装着したICチップを読み込んで自動でタイムが計測される仕組み。原因についてJRAは、前日にシステムの再起動の手順を誤る人為的なミスがあったと説明している。
トラブルが解消されたのは調教が始まってから約2時間後の7時41分。なお復旧までの間に調教を行った634頭の時計自体は保存されており、この日の午後にはJRA-VANなどで反映された。
提供:デイリースポーツ