29日にG1・
スプリンターズS(中山芝1200メートル)を控え、今年3月の
高松宮記念を制した
マッドクール(牡5=池添)に騎乗する
坂井瑠星が25日、共同記者会見に臨んだ。
──
高松宮記念を振り返って
「馬場状態も考えてベストな選択ができた。ずっと
高松宮記念を目標にしていたというか、未勝利勝った時に行きたいと思っていたレースなので無事に勝てて良かった」
──成長力は
「思い描いた成長をしてくれて、立派なG1馬になってくれた」
──
高松宮記念は内を狙っていたのか
「当日の馬場傾向も考えてパドックでも
池添学先生とも、ハナの後ろにつけて内ラチ沿いいってきますということで、その通りのレースができた」
──前走のチェアマンズス
プリントは
「ゲートがあまりうまくいかなかったのが一番大きい。馬場状態もタフで
高松宮記念でこなしたとはいえ、香港の馬場はまた違うので色々かみ合わなくて力を出し切れなかった」
──良馬場と渋った馬場、どちらがいい
「どちらでもいいです。重馬場でも勝っているし、他の馬が苦にする分、そんなに苦にしない。小倉で勝った時の速い時計も持っているし、どっちでも大丈夫。(今の中山は)ちょっと速すぎるなと感じるけど、そんなに心配はしていない」
──1週前追い切りは
「いつも動く馬だし、いつも通りの1週前。非常にいい動きだった」
──今朝の最終追い切りは
「イメージとしては
高松宮記念。もう少しゆっくり入りたかったけど、それだけやる気があるということで。動き自体は良かった」
──昨年はあと一歩
「去年の一番悔しいレースだった。リベンジの気持ちは強い」
──中山で
フィットする部分は
「これだけの馬なのでどこでも走れるし、中山も実際に勝っていて昨年も2着。全然、心配していない」
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マッドクールのセールスポイントは
「難しいポイントもあるけど、うまくいった時はいいポジションから脚を使えるというところ」
──難しいポイントは
「言えないですね、それは」
──どんな馬か
「凄くおとなしくてかわいい馬。日に日に白くなっていってかわいい。オンオフの切り替えがはっきりしている馬」
──自身の今年の騎乗については
「まだまだ。それだけいい馬に乗せていただいている。依頼に毎週毎週、応えていくという感じ」
──ファンへ
「春のチャンピオンとして、春秋制覇できるのはこの馬だけなので去年のリベンジという意味もあるし、いいレースをしていい結果を出したい」
スポニチ