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【秋華賞】ダイワメジャー産駒が「139回目の正直」なるか ボンドガールで1900m以上のJRA平地重賞初制覇狙う

  • 2024年10月07日(月) 20時45分
「139回目の正直」なるか。秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)のボンドガール(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)で、ダイワメジャー産駒が1900m以上の平地重賞初制覇を狙う。

 ダイワメジャーは現役時代に04年の皐月賞でGI初制覇。3歳秋から喘鳴症で休養を強いられたが復活を果たし、06年に天皇賞(秋)マイルCS、07年に安田記念マイルCSを制するなど、GI・5勝を含む重賞8勝を挙げた。種牡馬としても大成功し、ここまでJRA重賞を54勝。しかし、平地の49勝は全て1800m以下。1900m以上に限ると138戦して7回ある2着が最高着順となっている。地方ではノーヴァレンダが22年のダイオライト記念(ダ2400m)、海外ではダブルメジャー(Double Major)が23年の仏G1・ロワイヤルオーク賞(芝3100m)などを制しているので、少々意外な事実かもしれない。

 秋華賞にはボンドガールが参戦する。父ダイワメジャー母コーステッド、母の父Tizwayの血統。母は16年のBCジュヴェナイルフィリーズターフの2着馬。半兄のダノンベルーガは22年の共同通信杯の覇者で、昨年のドバイターフで2着に健闘するなど、古馬中距離戦線で活躍中。22年のセレクトセール1歳では2億1000万円(税抜、以下同)の高値で取引された。

 ここまで6戦1勝。重賞では5戦して昨年のサウジアラビアRC、今年のニュージーランドT、クイーンSが2着、そして前走の紫苑Sが3着だった。唯一、3走前のNHKマイルCではブービーの17着に大敗しているが、直線で致命的な不利があったので参考外。勝ち味に遅いのは確かだが、実に安定感がある。

 ダイワメジャー産駒は芝2000m以上の平地GIに延べ33頭が出走して、19年の秋華賞シゲルピンクダイヤの3着が最高着順。ボンドガールが血統の限界を超えて、23歳の父に「初制覇」を届けることを願いたい。

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