現地時間27日、仏・ロンシャン競馬場で欧州G1第1弾となるガネー賞(4歳上牡牝、仏G1・芝2100m)が行われ、J.ムルタ騎手騎乗の3番人気
デュークオブマーマレード Duke of Marmalade(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)が、6番人気
サデックス Saddexに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分08秒3(重)。さらに2馬身差の3着には4番人気セージバーグ
Sageburgが入った。1番人気のザンベジサン
Zambezi Sunは最下位となる6着に敗れている。
勝った
デュークオブマーマレードは、
父デインヒル、
母Love Me True(
その父Kingmambo)という血統の愛国産馬。06年6月にデビューし、2戦目で初勝利をマーク。昨年は英2000ギニー(英G1)、愛2000ギニー(愛G1)4着、セント
ジェイムズパレスS(英G1)2着と欧州3歳G1戦線で好走を見せると、秋には
愛チャンピオンS(愛G1)で
ディラントーマス Dylan Thomasの2着、前走のクイーンエリザベス2世S(英G1)では
ラモンティ Ramontiの3着に入っていた。今回が約7か月ぶりの出走だった。通算成績10戦2勝(重賞1勝)。