◆第29回
ファンタジーS・G3(11月2日、京都競馬場・芝1400メートル)=11月1日、栗東トレセン
白毛の
ゴージャス(牝2歳、栗東・
四位洋文厩舎、父
ゴールドシップ)は坂路を65秒5―15秒6。軽快なフットワークに四位調教師も「1回使ったら、やる気に満ちあふれている。気持ちがすごく前向き」と目を細めた。
米国生まれの
サトノジャスミンから受け継いだ白毛。G13勝の
ソダシなど活躍する
シラユキヒメ一族とは異なる母系の出身だが、能力は折り紙付き。デビュー戦では3コーナーから徐々に進出を開始。直線入り口で早々と先頭に立ち押し切る優等生ぶりを発揮した。「真面目に一生懸命走るのがいいところ。外回りの1400メートルだからレースはしやすいと思う」と1ハロンの距離短縮も問題なしを強調したトレーナー。「まずは今週頑張ってほしいね」。次代の白毛アイドル候補の好走に期待を込めた。
スポーツ報知