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京王杯2歳S・G2(11月2日、東京競馬場・芝1400メートル、稍重)
2歳馬14頭で争われ、
松山弘平騎手が騎乗した8番人気の
パンジャタワー(牡、栗東・
橋口慎介厩舎、父
タワーオブロンドン)が外から伸びてV。デビュー2連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分21秒2。
タワーオブロンドン産駒は
JRA重賞初制覇。
タワーオブロンドンも2017年に同レースを制しており、父子制覇となった。
2着は5番人気の
マイネルチケット(
戸崎圭太騎手)、3着は4番人気の
ヤンキーバローズ(
岩田康誠騎手)が入った。
1番人気の
ヒシアマン(
藤岡佑介騎手)は4角7番手から追い上げるも4着だった。
新馬戦2着の後、小倉2歳Sに挑戦し2着だった
クラスペディアは5着。84年の
グレード制導入以降初となる初勝利が重賞制覇の快挙がかかっていたが、お預けとなった。
小崎綾也騎手(
クラスペディア=5着)「スタートが速すぎました。先行馬の後ろのイメージだったけど、スピードが勝ってしまいましたね。1200〜1400でも脚をためる形が合っていると思います」
田辺裕信騎手(
シンフォーエバー=6着)「前半、力ませずにしまいを生かすイメージだったけど、しまいの詰めが課題ですね。左回りだと右に張るので、走ったことないけど右回りがいいかもしれません」
荻野極騎手(
バニーラビット=7着)「今日の馬場を苦にしたわけではないですけど、ちょっと合わなかったですね。しまいもジリジリ伸びてはいましたが…。良馬場で見直したいです」
幸英明騎手(
エイシンワンド=8着)「初めてもまれる競馬になりましたが、道中は折り合いもスムーズでした。ただ、少しおとなしすぎました。直線も手応えはあったけど、いつもと違う競馬に戸惑ったのかもしれません」
杉原誠人騎手(
キタノクニカラ=9着)「競馬前の
テンションも許容範囲になっていて、大事にしてきたことを覚えて成長してきました。最後まで頑張ってくれました」
横山和生騎手(
エンドレスサマー=10着)「ゲートの中で収めるのにいっぱいで、競馬に参加できませんでした。次はいろいろ考えたいと思います」
原優介騎手(
マリノトニトゥルス=11着)「すごく筋肉の質がいい馬ですね。先々はダートという選択肢もある馬で、こういう馬場はマッチすると思っていました。無理にけんかするのは良くないと思って行かせましたが、控える競馬もできると思うので、悲観する内容ではないと思います」
ミルコ・デムーロ騎手(
レモンバーム=12着)「馬場が全然合わなかった。外枠でいいところを通れると思ったが全然進まず、切り返してロスのない内にいったけど、そこでも全然進まなかった」
石川裕紀人騎手(
カガバベル=13着)「ポジションを取りきれませんでした。具合はとてもいいし、頑張って走ってくれました。自己条件で改めてですね」
スポーツ報知