東京11Rの第62回
アルゼンチン共和国杯(3歳以上GII・芝2500m)は10番人気
ハヤヤッコ(
吉田豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分29秒0(良)。クビ差の2着に1番人気
クロミナンス、さらにアタマ差の3着に6番人気
タイセイフェリークが入った。
ハヤヤッコは美浦・
国枝栄厩舎の8歳牡馬で、
父キングカメハメハ、
母マシュマロ(母の
父クロフネ)。通算成績は42戦7勝。
レース後のコメント
1着
ハヤヤッコ(
吉田豊騎手)
「嬉しいですね。最後まで頑張ってくれた馬に感謝です。
先生とも話をして、ゲートはちょっと出していかないと行く気がないからと話していましたが、ちょっと出して行きましたが馬のほうが全く行かなくて、イメージよりは後ろになってしまいました。うまく最後は外へ出してという話をしていたので、切り替えて最後に良い脚を使わせようと思って行きました。
道中もリズム良くと思って走っていて、あとは最後にどれだけ前を交わせるかでしたが、最後に外へ出してからはどちらかと言うと切れるタイプではないのは分かっていましたが、1完歩ごとに伸びてくれました。おじいちゃんですが、本当に最後まで頑張ってくれました。最後は先頭に立ったので何とかしのいでくれと思いましたが、最後に左手前に替えてもうひと伸びしてくれました。
勝たせてもらって馬主さん、厩舎関係者の皆様に感謝です。本当に最後まで頑張ってくれて、大きいところを獲れたので、またこれからも頑張ってもらいたいなと思います」
(
国枝栄調教師)
「びっくりしました。大した馬です。今日は装鞍の時から元気一杯で、ずいぶんとやる気がありました。(8歳でトップハンデ58.5キロでの勝利について)頭が下がります。見習わなければいけません。年齢が年齢ですし、今後はある程度大きいところに行っても良いのではないかと思います。この後、オーナーと話をしたいと思います」
2着
クロミナンス(
戸崎圭太騎手)
「ポジションはちょうどよく、走りのリズムは良かったです。調子の良さを感じました。追い出しのところで、もっとやりようがあったかもしれません。馬は頑張ってくれました。もう少しでした」
3着
タイセイフェリーク(
大野拓弥騎手)
「格上挑戦でしたが、堂々と競馬をしてくれました。真っ向勝負で差のない競馬ができて、よく頑張ってくれました」
4着
アドマイヤハレー(
田辺裕信騎手)
「少しわがままというか、自由なところのある馬で、状態はよく分かりませんでした。東京は成績が良いので、コースが良かったのかもしれません。自分の形に徹して、重賞でこれだけやれましたし、あとは気持ち次第ですね」
5着
マイネルメモリー(A.シュタルケ騎手)
「ペースが流れて、リズム良く走れました。脚は溜まりましたが、ペースが流れていた分、直線では加速に時間がかかりました。すごくいい脚を使ってくれましたし、よく走ってくれました」
ラジオNIKKEI