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【JBCスプリント】タガノビューティー 悲願Jpn1初制覇!石橋は歓喜「とにかく勝ちたかった」

スポニチ
  • 2024年11月05日(火) 05時12分
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 ダート競馬の祭典「JBC競走」が4日、佐賀と門別で行われた。JBCスプリントタガノビューティーがゴール前の叩き合いをモノにした。

 大きな、大きな鼻差。大激戦のゴール前はタガノビューティー武豊騎乗の1番人気チカッパが同時にゴールへ飛び込んだ。写真判定の末、電光掲示板に表示されたのは6枠8番タガノビューティー。善戦マンが悲願のJpn1初制覇を飾った。主戦の石橋は「僕が勝ちたい気持ちのあまり、2着馬を押してしまい、奇麗な競馬ではなかったけど…。とにかく勝ちたかった。うまく乗っていればタイトルを獲れていただろうし、ずっと西園(正)先生、オーナーの理解があって乗せ続けてくれて感謝しかない。タガノビューティーに“ありがとう”と思っています」と喜びを口にした。

 序盤は先行勢の激しいポジション争いを中団で見る形。向正面から持ち前のロングスパートで前との距離を詰め、4角で先頭を射程圏内に入れた。直線は馬場の真ん中から力強く伸び1着。鞍上は「思い切って乗ろうと。気持ちを途切らせずに走ってくれたので(最後は)何とかしのいでくれと思っていた」と勝利への執念が相棒に伝わった。

 9度目のG1挑戦(Jpn1含む)でビッグタイトル獲得。西園正師は「うれしくて涙が出た。現役生活も短くなってきたので、(今後は)オーナーと相談して奇麗な花道を飾りたい」と語った。来年で8歳。競走馬として残された時間はそう長くない。衰え知らずの古豪が大舞台で最高の輝きを放った。

 ◆タガノビューティー 父へニーヒューズ 母スペシャルディナー(母の父スペシャルウィーク)17年3月16日生まれ 牡7歳 栗東・西園正都厩舎 馬主・八木良司 生産者・北海道新冠町の有限会社新冠タガノファーム 戦績38戦8勝 総獲得賞金3億9805万円

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みんなのコメント 3件

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  • たすけさん

    斜行って前に出て進行方向を塞ぐのが問題であって、審議がない上に関係者から文句も出てないんですが…
    きれいな競馬じゃないのは、結果的にタックルした話です。そこをわかってない人が多いらしい。

  • 008 haさん

    石橋騎手はゴールデンジョッキーカップのチャンピオンジョッキー賞でコンドリュール号に乗って勝った武豊の騎乗を100回見てほしい

    地方で中央騎手が見せるのは、お手本となる騎乗で馬の力を最大限に引き出す騎乗であるべきで、安易な勝ち方を見せるから質の悪い騎乗も増えていくしひいては全体のレベルが下がっていく

    武豊が地道に地方で王道競馬を見せ続けている意味をしっかりと理解してほしい

  • ダビーさん

    斜行しすぎてこのコメントとか最悪

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