5日、
オーストラリアのフレ
ミントン競馬場で行われた第164回
メルボルンC(3歳上・豪G1・芝3200m・1着賞金440万豪ドル)は、後方から直線で間を縫うように脚を伸ばしたR.ドーラン騎手騎乗の
ナイツチョイス(セ5、豪・J.
シモンズ&S.ラクソン厩舎)が優勝した。勝ちタイムは3分19秒53(稍重)。
ハナ差の2着には中団後方から馬群を縫うようにして伸びてきた日本の
ワープスピード(牡5、美浦・
高木登厩舎)、さらに約3/4馬身差の3着には好位から脚を伸ばしたオキタソウシ(牡7、豪・C.マー厩舎)が入った。
日本から参戦した
菅原明良騎手騎乗の
ワープスピードは道中は中団後方でレースを進め、徐々にポジションを上げると、直線は馬群を割りながら伸び、ゴール前では勝ち馬とクビの上げ下げまで追い詰めた。
勝った
ナイツチョイスは、父
Extreme Choice、
母Midnight Pearl、
その父More Than Readyという血統。前走のベンディゴC(G3)でも5着だったが、51.5kgの軽量を生かし、ここで見事G1初制覇となった。