「
エリザベス女王杯・G1」(10日、京都)
3番人気の
スタニングローズが22年の
秋華賞以来となる勝利でG1・2勝目を飾った。重賞は4勝目。2着には12番人気の
ラヴェル、3着には2番人気の
ホールネスが入り、3連単は27万8100円と波乱の結果となった。1番人気の
レガレイラは5着だった。
世界の名手が鮮やかに復活Vへ導いた。好発を決めると、「ゲートを出てからどうしようかと思っていたが、前の組の後ろで見ながら」とC・デムーロが振り返ったように、
コンクシェル、
ハーパー、
シンリョクカの先行集団をがっちりマーク。そして3コーナーから4コーナーの下りを利用し、一気にスパート。あっという間に先頭に躍り出ると、後続を一気に突き放し、2着に2馬身の差をつけてゴールを駆け抜けた。
ジェラルディーナで勝った22年の
エリザベス女王杯以来となる重賞制覇を飾ったC・デムーロは「今年日本に来たのはG1を勝つためだと思っていたので」と胸を張った。これでJRAのG1は通算5勝目となった。
提供:デイリースポーツ