◇G1・マイル
チャンピオンシップ(2024年11月17日 京都芝1600メートル)
秋のマイル王決定戦「マイル
チャンピオンシップ」は4番人気
ソウルラッシュ(牡6=池江)が制し、G1初制覇を飾った。
手応え抜群に直線を向くと、豪快に突き抜ける完勝。会心の勝利を確信した団野は、ゴール前から雄叫びを上げて高々と左手を天に突きあげた。
JRAはレース後、「このレースで1着となった13番
ソウルラッシュの騎手
団野大成は、決勝線手前で5完歩ほど適切な騎乗姿勢をとらずに入線しました。このことは、騎手としての注意義務を怠ったものである」として過怠金5万円とした。
団野はインタビューで「気持ちを前面に出しすぎてしまって、
ガッツポーズが早かった」と反省も口にしていた。
14年のG1
高松宮記念では
コパノリチャードで制したM・デムーロがゴールで手綱を離して両手を広げる“飛行機ポーズ”をしたことで過怠金10万円が科されたことがある。
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マイルCS 84年の番組改編と
グレード制導入に伴い、秋のマイル王を決めるレースとして創設された。トップクラスのマイラーにとって春は
安田記念、秋はここが最大の
ターゲットとなる。
スポニチ