「京都2歳S・G3」(23日、京都)
デビューから2連勝で
野路菊Sを制した
エリキングは20日、栗東坂路で併せ馬を行い、僚馬の
エスコーラ(6歳オープン)を追走する形から仕掛けられると、ビュッと反応して併入。4F52秒8-38秒4-12秒5を計時した。中内田師は「我慢は利いていたし、馬の感じもいい」と納得の表情だ。
ここまでの2戦で高い素質の片りんをのぞかせてきた。初戦は重馬場をモノともしない力強い脚さばきで完勝。前走の
野路菊Sではスタートで反抗する面を見せながらも直線ではきっちり伸び、余力十分の勝利。「幼さがあるなかで勝ち切ることができて、馬が偉い」と愛馬をたたえる指揮官。「夏を上手に過ごして体はまたひとつ成長してくれた」とうなずく。
メンバーがそろう今回は試金石の一戦。「ト
リッキーなコースですが上手に走ってくれれば」。無傷で重賞タイトルも手に入れてみせる。
提供:デイリースポーツ