11月24日の京都6R・2歳新馬(芝2000メートル=12頭立て)は単勝2番人気の
ネブラディスク(牡、栗東・
福永祐一厩舎、父
ドゥラメンテ)が直線で突き抜け、鮮やかなデビューVを飾った。騎乗した
岩田望来騎手=栗東・フリー=は
JRA通算500勝目となる節目の勝利。なお、単勝1番人気だった
アメージングハナビ(牝、栗東・
昆貢厩舎、父
ドゥラメンテ)は3着だった。勝ち時計は2分1秒8(良)。
道中は好位直後を追走。馬場の外へ持ち出された直線で手綱が動くと素早い反応をみせ、先頭に立ってからも左ステッキで加速。最後は後続を3馬身突き放す完勝だった。
同馬は半姉に2019年の
年度代表馬リスグラシューを持つ良血。岩田望騎手は「注目されていた馬ですし、馬の力を信じて乗りました。早め先頭になりましたけど、強い内容でした」と相棒をたたえた。
福永調教師は「調教では追ってから背中を使えないところがあったが、芝の実戦の方がよかった。高い能力があることは確認できたので、ゆっくり丁寧に育てていきたいです」と冷静に振り返っていた。
スポーツ報知