コリアCを連覇した
クラウンプライド(牡5、栗東・
新谷功一厩舎)が、
チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)でG1初制覇を狙う。
クラウンプライドは父
リーチザクラウン、
母エミーズプライド、母の
父キングカメハメハという血統。09年に
きさらぎ賞を制し、
日本ダービーで2着、10年には
マイラーズCを制した父の代表産駒となる。また、祖母の
エミーズスマイルは船橋所属で07年の
アネモネSを制している。
ここまで17戦6勝。早くから積極的に海外に遠征し、力を付けてきた。一昨年のUAEダービーで重賞初制覇。その後は
ケンタッキーダービーにも参戦した。昨年はサウジC、
ドバイWCと2戦連続で5着。秋には韓国に向かい、コリアCで2つ目の重賞タイトルを手にした。その後は結果の出ない時期もあったが、
横山武史騎手を新パートナーに迎えた前々走の
マーキュリーCで復活V。前走のコリアCで連覇を果たし、完全に息を吹き返している。
チャンピオンズCには3年連続3回目の参戦となる。昨年は気持ちがレースに向かなかったようで11着に大敗したが、一昨年は
ジュンライトボルトからクビ差の2着。力は十分に足りる。これまでGIとJpnIには9回参戦して2着が3回。もう銀メダルはいらない。引き続き横山武騎手の手綱で、今度こそは頂点を掴み取ってみせる。