武豊騎手が
エアファンディタ(牡7、栗東・
池添学厩舎)で、
チャレンジカップ(3歳上・GIII・芝2000m)の10年ぶり7勝目を狙う。
武豊騎手はこれまで
チャレンジCに26回参戦している。初騎乗の88年に
タニノスイセイで初制覇。93年の
ウィッシュドリーム、94年の
ツルマルガール、96年の
マーベラスサンデーでは騎乗機会3連勝を達成。さらに04年に
スズカマンボ、14年に
トーセンスターダムでも制し、歴代最多の6勝を挙げている。
今年のパートナーは
エアファンディタだ。米国産の
ハットトリック産駒。一昨年の
洛陽Sでオープン初制覇。
武豊騎手は過去一度だけ騎乗し、昨年の
都大路Sを快勝している。その後は勝利がなく、長期休養から復帰後の近2戦は2桁着順。それだけに年齢的な心配もあるが、レジェンドとの再タッグで復活を目指す。
武豊騎手にとっては
菊花賞、
大阪杯に続いて3レース目となる、昭和、平成、令和での3元号制覇がかかる一戦。7歳以上での
JRA重賞制覇となれば、17年の
京都大賞典の
スマートレイアー以来で9回目となる。先週の
ジャパンカップでは見事な手綱さばきで
ドウデュースを勝利に導いた名手。今週は伏兵でアッと言わせてほしい。