◆第58回
ステイヤーズS・G2(11月30日、中山競馬場・芝3600メートル)=11月26日、栗東トレセン
ミクソロジー(牡5歳、栗東・
辻野泰之厩舎、父
オルフェーヴル)が得意のマラソンレースで本来の輝きを取り戻す。1年7か月の休養を経て9月の
オールカマーでの復帰後は11、16着と2ケタ着順が続くが、叩かれつつ状態は上向き。昨年の
万葉S、
ダイヤモンドSをレコードで制したように3000メートル以上では無類の強さを誇る。「休養前のパフォーマンスを出せるか。長い距離では崩れていないので、この馬らしいところを見せて欲しい」と辻野調教師も力を込めた。
前走の
アルゼンチン共和国杯は16着に大敗。「馬場のボコボコしたところで脚を取られ、気持ちが萎えてしまった。走れてない」と力負けでないことを強調したトレーナー。「普段の元気は出てきている。競馬にいっての気持ちひとつでしょう」と復権に期待を寄せた。
スポーツ報知