「チャンピオンズC・G1」(12月1日、中京)
JRAダートG1完全制覇へ視界良好だ。
フェブラリーS覇者の
ペプチドナイルは27日、藤岡佑を背に栗東坂路で4F56秒2-40秒0-11秒9。滑らかに加速すると力強いフットワークで駆け上がった。
ホークフィールド(3歳1勝クラス)と手応え優勢で併入。藤岡佑は「しまいだけ気合を乗せて、いい内容の追い切りができました。順当に叩いた効果が出ています」と上昇ムードを伝える。武英師も「完璧な調教。何一つ不安ない状態です」と力強い言葉を並べた。
フェブラリーSは11番人気での勝利だったが、
かしわ記念3着、
南部杯2着でG1勝利がフロックではないことを証明した。「ようやく6歳でしっかりしてきました。フィジカルもメンタルも総合的に強くなっています」と師は晩成の血の開花を強調する。
連覇を狙う
レモンポップなど強豪が集結したが、こちらもG1馬だ。「いいメンバーがそろったけど、むしろ
ナイルには競馬がしやすそう。中京もネガティブなイメージはないですから」と指揮官。ダート界統一に向けて突き進む。
提供:デイリースポーツ