待望の初陣だ。名馬
キタサンブラックの半弟となる
アルマデオロ(牡2、栗東・
清水久詞厩舎)が、土曜京都5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。
アルマデオロは父
レイデオロ、
母シュガーハート、母の
父サクラバクシンオーの血統。半兄の
キタサンブラックは16年と17年の
天皇賞(春)を連覇するなど、GIを7勝した歴史的名馬。種牡馬としても
イクイノックスや
ソールオリエンスを送り出し、大成功を収めている。また、同じく半兄の
シュガークンは今年の
青葉賞の覇者。
ショウナンバッハと
エブリワンブラックもオープンまで出世している。馬名はスペイン語で「黄金の塊」。ユニオンオーナーズクラブにおいて総額1億円で募集された。
当初は11月10日にデビュー予定だったが、感冒で出走取消に。それでも大事には至らず、在厩でここ目標に仕上げられてきた。時計は水準以上で、攻め量も十分。鞍上に兄の主戦を務めた
武豊騎手を迎え、うっ憤を晴らす白星といきたい。