◆ジョスラン(28日・石渡)

　エフフォーリアの全妹ジョスラン(牝2歳、美浦・鹿戸、父エピファネイア、母ケイティーズハート)が入厩。この日は美浦坂路を駆け上がり、ラスト3Fは46秒7-30秒9-14秒9と大きめに流した。気持ちが入り過ぎることもなく柔らかみのあるフットワークは好印象。今後の動向に注目したい一頭だ。

◆メディテラニアン(28日・竹村)

　当歳セレクトセールで2億2000万円(税抜き)の高値で取引されたメディテラニアン(牡2歳、栗東・池江、父サートゥルナーリア、母ミカリーニョ)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。併走2頭の内に入って馬体を合わせると抜群の反応を示して最先着。見た目の迫力もさることながら、3F36秒4-11秒1とラップも優秀だった。追うごとに体力を強化し、攻め気配は確実に上向いている。

◆アルマヴェローチェ(28日・城谷)

　札幌2歳Sで2着と健闘したアルマヴェローチェ(牝2歳、栗東・上村)がこの日、次週の阪神JF(12月8日・京都、芝1600m)に向けて栗東CWで追い切りを消化。年長馬を果敢に追い掛ける形でスタートし、残り1F手前で岩田望がゴーサインを送ると一気にとらえて半馬身抜け出した所がゴールだった。6F81秒9-37秒0-11秒3(一杯)と、1週前とすれば上々のタイムを記録。夏場に比べて少し背が伸びたのか、フットワークが大きくなり走りのバランスが良化している。

◆アルマヴェローチェ(28日・河西)

　札幌2歳S2着馬で、次週の阪神JF(12月8日・京都、芝1600m)を予定しているアルマヴェローチェ(牝2歳、栗東・上村)がこの日、栗東CWで1週前追い切りを行い6F81秒9-11秒3(一杯)をマークした。追走する形だったが、鞍上のアクションに応えると上々の伸び脚を披露。久々でも仕上がりは良好で好勝負が可能だ。

◆スリールミニョン(28日・紺谷)
　ファンタジーS6着のスリールミニョン(牝2歳、栗東・高橋康)がこの日、阪神JF(12月8日・京都、芝1600m)へ向けて栗東坂路で1週前追い切りを行い、4F52秒0-12秒3を記録。鞍上の永島まなみとの呼吸はぴったりで気配も上々だ。

◆リリーフィールド(28日・竹原)

　阪神JF(12月8日・京都、芝1600m)に出走予定のリリーフィールド(牝2歳、栗東・小崎)がこの日、栗東CWで1週前追い切りを行い、6F82秒0-36秒8-11秒8を馬なりでマーク。ニューモニュメント(8歳障害未勝利)に首差先着した。キビキビとしたフットワークでラストも上々の伸び脚。競走除外明けで久々のもみじS(1着)を快勝後、状態はさらに上向いている。

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提供：デイリースポーツ