29日が引退デーの
森泰斗騎手(43=船橋)が船橋1Rを
ワンラヴ(牝6=佐藤博)、同4Rを
タカラバディウス(牝3=斉藤敏)、同5Rを
オマタセシマシタ(牝4=川島一)、同7Rを
ビレッジスティール(牝4=新井清)で勝ち、5度の騎乗機会を終えたところで4勝。敗れた6Rも2着でオール連対(2着以内)をキープしている。
7Rは「森羅万象賞」。この日の7R以降は全て森にまつわるレース名となっており、8Rは「泰山
北斗賞」、9Rは「斗南一人賞」で、3競走の最初の文字を並べると「森・泰・斗」となる。船橋競馬の粋な計らいだ。
その一戦は2番人気
ビレッジスティールがパートナーだった。4番手追走から4角では外の3番手につけて絶好の手応え。外から森が追い出すと残り100メートルで先頭に立って、2馬身半差の快勝。この日4勝目を決めた。
これが地方通算4448勝目。ここまで5戦4勝の大暴れにネットからは「森−−辞めるな−−」、「これがやめる人の成績か?」、「カッコよすぎる」、「ハッピーリタイアメントすぎる」といった声が上がった。今夜の船橋競馬は、まさに伝説の一日となりつつある。
スポニチ