京都11Rの第75回
チャレンジカップ(3歳以上GIII・芝2000m)は3番人気
ラヴェル(
川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒2(良)。1馬身3/4差の2着に6番人気
ディープモンスター、さらに3/4馬身差の3着に13番人気
エアファンディタが入った。
ラヴェルは栗東・
矢作芳人厩舎の4歳牝馬で、父
キタサンブラック、
母サンブルエミューズ(母の
父ダイワメジャー)。通算成績は13戦3勝。
レース後のコメント
1着
ラヴェル(
川田将雅騎手)
「前半からリズムを大事にして、終始動きを作り続けながらの道中でした。折り合いというよりも、動きを作る方が大事なので、引っかかることよりちゃんと動けるかというのが大事なポイントでした。前走は、良い状態で、良い内容で走って、勝てませんでしたが、GIで素晴らしい走りでした。今日の返し馬では、その良い状態を継続していると感じました。今日はなんといっても久しぶりに勝ったことが大事ですし、スタッフの皆さんと喜びあいたいです」
(
矢作芳人調教師)
「何で1番人気じゃないのかな? と思っていました。スタッフの力です。調教を色々工夫して、立て直してくれました。年内は考えず、年明けどうするかオーナーと相談します。この状態さえ保てれば、良いところに行けると思います。
エリザベス女王杯からここにかけて凄く良かったです。
リスグラシューのようにしたいですね」
2着
ディープモンスター(
浜中俊騎手)
「前走と違って上手く折り合いがつきました。勝ち馬には及びませんでしたが、いいレースをしてくれました。折り合いさえつけば、重賞のメンバー相手でも、能力があるということを証明してくれたと思います」
3着
エアファンディタ(
武豊騎手)
「じっくりためて、馬場のいいところを通りました。ラストは良く伸びましたし、まだまだやれる馬です」
4着
ボルドグフーシュ(
松山弘平騎手)
「久々でしたが、さすがという走りをしてくれました。返し馬も良く、力強い走りでした。久々のぶん、気負う部分がありましたが、しっかり我慢してくれました。内でためてというよりは、長く脚を使えるタイプなので、自分から動く競馬をしました。よく頑張ってくれたと思います」
5着
セイウンハーデス(
幸英明騎手)
「1年以上開いていたなかで、十分に見せ場もありましたし、力も見せてくれました。一回使って順調なら、上積みはかなりあると思います」
6着
マイネルモーント(
田口貫太騎手)
「道中もリズムよく走ってくれて、最後までよく踏ん張ってくれていると思います」
7着
ダノンエアズロック(R.ムーア騎手)
「いいスタートを切って、道中は満足いくいいポジションで競馬ができましたが、直線は期待したほどの脚を使ってくれませんでした」
8着
コガネノソラ(
丹内祐次騎手)
「1コーナーの入りまではうまくいきましたが、動きたいところで動けませんでした」
9着
アルビージャ(
C.ルメール騎手)
「速いペースで冷静に走っていましたが、3コーナーで3頭が下がってきて、一緒に下がってしまいました」
11着
エピファニー(
杉原誠人騎手)
「流れもペースもこの馬に向く展開で、勝った馬も2着の馬もそばにいましたが、この馬だけ伸びませんでした。折り合いはつきましたし、不利を受けたわけでもなく、気持ち的に切れてしまった感じです。今日は力を出していません」
12着
マキシ(C.デムーロ騎手)
「ゲートで躓いてしまい、そこからだったので、最後は脚がありませんでした。今日はゲートが全てです」
ラジオNIKKEI