師走の名物マラソンレース「第58回スポーツニッポン賞ステイヤーズS」が30日、開幕初日の中山競馬場で行われ、2番人気
シュヴァリエローズが鼻差の大接戦を制し、
京都大賞典に続く重賞連勝を飾った。鞍上の
北村友一(38)は
東スポ杯2歳S(
クロワデュノール)、
京阪杯(
ビッグシーザー)に続き3週連続の重賞Vとなった。
3600メートル走って1着
シュヴァリエローズと2着
シルブロンの着差はわずか2センチ。98年(1着
インターフラッグ、2着
アラバンサ)、02年(1着
ホットシークレット、2着
ダイタクバートラム)に続き、
グレード制導入84年以降で3度目となる鼻差の大接戦。制した北村友は「3600メートル走ったのにゴール板が遠いなと。本当にどっちが勝ったか分からなかった」とホッとした表情を浮かべた。
シュヴァリエローズは好スタートを切ってすんなり好位を確保。レース特有の序盤の遅い流れにも、折り合いを欠くことはなかった。残り800メートルから逃げ馬
アイアンバローズがペースアップしたが、3番手からしっかり対応。直線入り口では早くも先頭。残り100メートルで馬群を振り切ったが、そこへ外から急襲したのが
シルブロン。最後は何とか鼻差で耐えしのんだ。
2600メートル以上に初挑戦でV。2戦続けて手綱を握った鞍上は「理想的なポジションで凄くリズム良く走ってくれていた。乗っていても楽だったし馬も楽だったんじゃないかなと思う」と相棒の無尽蔵のスタミナを実感。清水久師も「長いところを使うようになってから、こういういい脚を使えるようになってきた。こういうペースだと脚がたまるんだろうね」とステイヤーとしての素質を評価した。
次走は未定だが、重賞連勝でしっかり賞金を加算し、来春の大舞台挑戦は間違いない。6歳、遅咲きの
ディープインパクト産駒がNo・1ステイヤーへの道を歩んでいく。
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シュヴァリエローズ 父ディープインパクト 母ヴィアンローズ(母の父セーヴルロゼ)18年5月4日生まれ 牡6歳 栗東・清水久厩舎所属 馬主・キャロット
ファーム 生産者・北海道安平町のノーザン
ファーム 戦績31戦5勝(重賞2勝目) 総獲得賞金2億8266万7000円 馬名の意味はフランス語で「バラの騎士」
《スポニチ小菅社長が優勝目録を贈呈》スポニチ賞ステイヤーズSの表彰式ではスポーツニッポン新聞社・小菅洋人代表取締役社長から優勝馬
シュヴァリエローズの関係者に優勝目録が贈られた。また、昼休みには「スポニチ賞ステイヤーズS予想検討会」が行われ、
タレントの夏本あさみが司会を務め、万哲こと小田哲也、東京本社予想の高木翔平両記者が予想を披露した。競馬場内では万哲パッケージのオリジナルチョコも無料配布された。
スポニチ