中京11Rの第25回
チャンピオンズカップ(3歳以上GI・ダート1800m)は1番人気
レモンポップ(
坂井瑠星騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分50秒1(良)。ハナ差の2着に2番人気
ウィルソンテソーロ、さらに1馬身半差の3着に9番人気
ドゥラエレーデが入った。
レモンポップは美浦・
田中博康厩舎の6歳牡馬で、
父Lemon Drop Kid、
母Unreachable(母の
父Giant's Causeway)。通算成績は18戦13勝。
レース後のコメント
1着
レモンポップ(
坂井瑠星騎手)
「本当に
レモンポップに感謝したいです。自分はいつも通り乗っていただけで、最後まで頑張ってくれたのは馬の力だと思います。この馬に乗るときはいつもプレッシャーがあるので、いつもと同じでしたが、ラストランということで、勝って引退式が出来たら最高だと思っていました。最高の結果になりました。
なるべくロスなく行きたいと思っていたので、主張していって、来るなら来いという感じで、去年と同じイメージで乗りました。ここ2戦で無かった最後のひと脚というのが直線でありましたので、これで差されたら仕方ないと思ったのですが、最後は馬の力だと思います。(ゴール前は)勝ったなと思ったのですが、すごい勢いだったので、わからなかったですが、本当に頑張ってくれました。
国内でGI6戦6勝ということで、こうした馬はなかなかいないと思いますし、その背中にいられたことを誇りに思います。この2年弱、自分の中心にいた馬で、引退しても忘れることのない一頭になりました」
2着
ウィルソンテソーロ(
川田将雅騎手)
「着差はわずかですが、チャンピオンは最後までチャンピオンでした。この馬らしく最後まで走れました」
3着
ドゥラエレーデ(R.ムーア騎手)
「スタートはあまりうまくありませんが、普通に出すことができました。道中は手応え良く、リズムも良かったです。思ったよりスローペースでしたが、最後は素晴らしい終いの脚でした。もう少しペースが流れていたら良かったかもしれませんが、馬は内容のある走りを見せてくれました」
4着
ハギノアレグリアス(
岩田望来騎手)
「いい競馬でした。最後までしっかり脚を使ってくれました。7歳とは思えないほどフレッシュで、充実しています。(来年も現役なら)大きなタイトルを取りたいです」
5着
ペプチドナイル(
藤岡佑介騎手)
「乗せていただいた中では抜群にコンディションが良かったです。その状態で連れてきてもらったことにまず感謝です。競馬は悪くないポジションで運べました。勝ち切るには絶妙なさじ加減が必要ですが、できませんでした。ワンターンの1600mが力を出せると思いますが、1800mが悪いわけではありません。また来年、リベンジできればと思います」
6着
サンライズジパング(
武豊騎手)
「ある程度、考えていたレースができましたが、最後は伸びきれませんでした。手前も替わらなかったです。来年が楽しみです」
7着
アーテルアストレア(
菱田裕二騎手)
「素晴らしい走りをしてくれました。想定よりも向正面でペースが落ち着きました。欲を言えば、流れてくれれば、この馬の展開になりましたが、いい形で、いい脚を使ってくれました。いい内容でした」
8着
ペイシャエス(
横山和生騎手)
「スタートを良い形で切って、流れにもしっかりと乗ってくれました。直線で進路がパッと開いた時はおっ、と思いましたが...。改めてまた頑張っていきたいです」
13着
ミックファイア(
C.ルメール騎手)
「ゲートではうるさくて、出遅れてしまいました。ずっと忙しかったですし、ポジションを上げて行けませんでした」
15着
ガイアフォース(
長岡禎仁騎手)
「ダー
トスタートは初めてでした。スタートして2歩目で脚を滑らせてしまいました。外枠も厳しかったです」
16着
スレイマン(
斎藤新騎手)
「一気にメンバーが強くなりましたし、この枠なので、競馬自体が厳しい形になりました。それでもよく頑張っていると思います」
ラジオNIKKEI