ドイツを拠点に活躍し、日本でも短期免許での騎乗実績があるバウルジャン・ムルザバエフ(32=
カザフスタン)が先月30日にカタールのアルライヤン競馬場で落馬し、重傷を負った。1日にドイツの競馬
メディア「ギャロップオンライン」が報じ、2日の続報では椎骨2個と肋骨(ろっこつ)4本の骨折が判明し、肺挫傷と診断された。
1R(ダート1700メートル)の騎乗馬が最初のコーナーで故障を発症し、外に膨れながら転倒。その際、自身も外ラチに向かって、はじき飛ばされ、ドーハ市内の病院に救急搬送された。
ムルザバエフは22年に初めて
JRA短期騎手免許を取得し、同年
ホープフルSで14番人気
ドゥラエレーデを勝利に導いた。
JRA通算395戦で51勝(うち重賞3勝)を挙げている。
スポニチ